病院の概要と沿革
概要
病床数 (定床) |
412床〔精神:312床、重症心身障害:100床〕 精神病棟:5個病棟 重心病棟:2個病棟 |
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標榜診療科 (5科) |
精神科、心療内科、内科、リハビリテーション部門(精神)、歯科 |
敷地面積 | 247,633平方メートル |
建物面積 | 18,891平方メートル |
沿革
昭和18年7月16日 | 呉海軍第三病院として着工。 |
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昭和19年5月1日 | 賀茂海軍病院として14箇病棟1,200床の規模で開設。 |
昭和20年12月1日 | 厚生省に移管され、国立賀茂病院となる。 |
昭和22年4月1日 | 結核療養所に転換、国立療養所賀茂病院と改称。 |
昭和40年5月15日 | 精神神経科病棟(第6病棟)100床完成。 |
昭和41年4月27日 | 精神神経科病棟(第2病棟)100床増築。(精神200床) |
昭和47年2月7日 | 精神神経科病棟(第1病棟)100床増築。(精神300床) |
昭和50年3月31日 | 重症心身障害児(者)病棟(第5病棟)80床完成。 (精神300床、重心80床) |
昭和55年5月7日 | 老人精神病棟(第3病棟)50床完成。 (精神350床、重心80床) |
平成2年7月10日 | 認知症疾患対策モデル事業機能付与の一環として研修センター完成。 |
平成13年3月30日 | 精神神経科病棟(第6病棟)100床更新築。 |
平成16年4月1日 | 独立行政法人国立病院機構に移行、賀茂精神医療センターと改称。 |
平成18年1月6日 | 老人精神病棟閉棟 |
平成20年5月30日 | 医療観察法病棟(第7病棟)33床完成。 |
平成24年10月 1日 | 重症心身障害児(者)病棟(100床)完成 |
平成25年3月1日 | 精神病棟(170床)完成 |
平成25年12月1日 | 新サービス棟完成 |
環境
賀茂精神医療センターは、広島市東方約34km、呉市北方約22kmにの東広島市黒瀬町にあって、海抜180mの高原地帯で、前に野呂山を眺め、岩幕山を背に黒瀬川の清流に沿った四季を通じて気候温暖で緑樹閑静な地にあり、精神障害者、重症心身障害児(者)の療養環境として最適な施設です。
当院の北方には西日本一を誇る広大なキャンパスを擁する広島大学や近畿大学工学部が、南方には保健・医療・福祉分野における人材育成を目的とした保健医療学部・医療福祉学部を備えた広島国際大学があり、東広島市は、学園都市として発展しています。また、最近では産学協同研究の成果によりハイテク企業の進出が盛んで都市化が進み人口増加傾向にあります。
当院は広島大学、広島国際大学との交流を通じて職員の研鑽を図るとともに、臨床研修指定病院(精神科)および日本精神神経学会専門医研修施設として医師の卒後教育のみならず、精神医療従事者(看護師、作業療法士、精神保健福祉士、医療心理技術者等)の卒前および卒後教育の場としての研修機能も果たしています。
- 病院周辺図や交通案内図は「交通の案内」でご覧ください。
なお、東広島市は平成17年2月7日、賀茂郡4町(黒瀬町、河内町、豊栄町、福富町)および豊田郡安芸津町を編入合併し、新たな「東広島市」としてスタートしました。「未来にはばたく国際学術研究都市」を目指しています(人口約18万人、うち外国人約3,600人)。
賀茂精神医療センターロゴマーク
「病院の理念として『共に生きる』を掲げる賀茂病院にふさわしいロゴを作りたい」ということで、職員等にロゴの図柄を募集しました。一次選考を通過した7点の中から、全職員の投票で2点にしぼりました。幹部会議で最終選考を行った結果、左のマークに決定しました(2003年5月)。
独立行政法人国立病院機構「賀茂精神医療センター」に移行しましたが、引き続きこのロゴマークを使用します。
作者のコメント
十字(医療・病院)の上に人が肩をよせあって立っています。
病院での人と人のふれあいを表現しました。
デザイン解説
人型はハートマークでもあります。横に2つ並んだハート(double heart)は、「人と人のふれあい」、「心と心のふれあい」を表現しています。
緑色は自然や緑に囲まれた閑静な環境、黄緑色は「安心・癒し」を連想させます。
ハラスメントの防止について
このため、管理職を始めとする全職員には、研修などによりハラスメントに関する知識や対応能力を向上させ、そのような行為を発生させない、そして許さない環境づくりを心掛けてください。
令和3年2月16日
独立行政法人国立病院機構
賀茂精神医療センター 院長 山口 博之