重症心身障害病棟について
施設の特徴
当病棟は主に「動く重症心身障害」の方を対象としています。身体的障害を合併している方も含め、著しい行動障害のため社会適応が難しく、家庭での生活が困難な重度の知的障害の方等が福祉制度等を利用しながら病棟で生活をされています。
なお、近郊の学校に、対象の方は通学が可能です。
利用対象の方
- 障害者総合支援法による療養介護として、主に「動く重症心身障害」の方を対象としています。
- 児童福祉法による指定医療機関として重度の精神遅滞と行動障害を重複している方を対象としています。(都道府県等の児童相談所にご相談ください)
- その他に治療目的での入院があり、当院外来にてその必要性を認めた方を対象としています。
*利用のご希望の方は当院地域連携室へお問い合わせください。
職員構成
医師、看護師、看護助手、理学療法士、児童指導員、保育士 等。
日中活動・療育活動・行事等
日中活動の一環として、散歩や屋外等での活動等の活動を実施しています。また療育活動、院外活動や季節を感じられる行事等も実施しています。
日用品
衣類等生活用品は①②を除き病院が準備しますので必要ありませんが、日用品費として別途病院が定める金額をお支払いいただきます。
①当面の間の衣類や靴、その他個人で必要な嗜好品等。
②外泊時は衣類の準備をお願いします。
面会
- 面会は患者さまによりよい影響を与えますので度々おいでてください。
面会時間は午前9時から午後5時の間にお願いします。 - 面会の際は、「面会票」をご記入の上、看護師に提示ください。
- 病棟入り口に電話がありますので、来られましたらご連絡をお願いします。
- 病棟内ではスリッパにはきかえてください。 (スリッパは病棟入口に準備してあります。)
- 飲食物を病棟内に持ち込みまれる場合は看護師にお声がけください。なお、病棟外でいっしょに飲食された場合も看護師にお知らせください。
- 嗜好品や玩具等は、患者さんに持参された物は必ず看護師にお知らせください。
- 感染症の病気にかかられている方等、面会をお断りする場合もあります。
外出、外泊
- 外出・外泊については主治医の許可が必要です。病状によっては外出・外泊できない場合もあります。また、治療上外出・外泊をお願いする事もありますのでご理解ください。
- 外泊の時は、「外泊許可書」と一緒に外泊中の患者さんの様子を書いて頂く用紙をご家族の方へお渡ししておりますので、外泊中の様子をご記入の上、帰院時に看護師にお渡しください。
- 外出時間は、院内・院外・季節等にかかわらず、原則として午前9時00分~午後5時00分となります。
- 帰院予定の時間に間に合わない場合は必ず病棟にご連絡ください。
小遣い金
患者さんの日々の楽しみ(売店での買い物、療育活動など)で使われる小遣い金を、医事係受付でお預かりしております。なお、面会の際には残高を確認され、残高が不足することのないようにお願いいたします。
散髪
各病棟に毎月1回理容業者が来ますので、御希望の方はご利用ください。
その他
- 病棟内では携帯電話の電源は必ずお切りください。
- 病棟内での写真や動画の撮影はご遠慮ください。
- 緊急時に確実に連絡が取れますように、連絡先は2ヶ所以上お知らせください。
また、連絡先が変更になった場合は、医事係受付又は看護師までお知らせください。
保護者会について
患者家族の方で保護者会を運営されておりますので、療育指導室スタッフ「児童指導員・保育士」におたずねください。
最後に
ご質問は、療育指導室スタッフまで、お問い合せください。