精神科病棟についてこのページを印刷する - 精神科病棟について

1.準備していただくもの

ふだん着、下着、パジャマ、タオル・バスタオル、洗面用具、くつ(かかとがありすべりにくい物)、はし・コップ(プラスチックのもの)・マスク、その他説明を受けたもの(病棟によって異なります)
 ※院内の売店でも購入できます。
 ※持ち物には名前の記入をお願いします。
 ※貴重品や現金の紛失等の責任は病院では負いかねます。貴重品や多額の現金は持参されないようにお願いします。
 
持ち込みができないもの
 鋭利な刃物(包丁・カッター・カミソリ、千枚通しなど)、工具類、薬品、アルコール類 等
 
入院される病棟(閉鎖・開放)によって処遇が異なる場合もありますので、詳しくは病棟でお尋ねください。
 

2.入院生活について

お薬について
当院で処方された以外のお薬をお持ちになられた時は、主治医または看護師にお申し出ください。
 
車・自転車などの乗り物について
入院中は、事故防止のため自家用車や自転車などの病院敷地内への乗り入れは禁止させていただきます。
 
洗濯
病棟内に洗濯機(コインランドリー)を設置しております。
ご自分で洗濯できない場合は、業者に依頼することも可能です。
 
手紙・電話等
手紙やハガキを出したり受け取ったりすることは制限されません。
電話は原則として自由ですが、病状により主治医から制限される場合があります。


郵便ポストは多目的ホール斜め前方にあります。 
公衆電話は各病棟内に設置しております。
テレフォンカードは売店で購入可能です。
閉鎖病棟への携帯電話の持ち込みは制限させていただいておりますが、主治医の判断により病棟外で使用することができます。
 
入院される病棟(閉鎖・開放)によって処遇が異なる場合もありますので、詳しくは病棟でお尋ねください。
 
電気製品の使用
パソコン、ラジオ、CDプレーヤー、テレビ等の電気製品については、主治医の判断により使用を制限させていただくことがあります。
 
外出および外泊について
外泊・外出の場合は事前に主治医の許可を得てください。
病状によっては外出・外泊できない場合もあります。また、治療の一環として外出・外泊をお願いする事もありますのでご理解ください。
外泊の時は、「外泊許可書」と一緒に外泊中の患者さんの様子を書いて頂くための用紙をご家族の方へお渡ししますので、外泊中の様子をご記入の上、帰院時にスタッフにお渡しください。
外出時間は、院内・院外・季節等にかかわらず、原則として午前9時00分~午後5時00分です。
帰院予定の時刻に間に合わない場合は、必ず病棟にご連絡ください。
 
 
他の医療機関への受診について
原則として、当院入院中に他院での診療や投薬を受けることはできません(家族が他院に薬をもらいに行くことも受診にあたります)。
当院入院中にやむを得ず他院での受診を希望される場合は、必ず事前に看護師か主治医にご相談ください。
相談なしに受診された場合、受診先の医療機関にもご迷惑をおかけするためにご注意ください。
 
小遣い金について
小遣い金の自己管理が困難な患者さんにつきましては、医事係でお預かりする方法があります。ご利用される場合は1日あたり50円の管理料をいただいております。
詳しくは入院受付でご確認ください。
 
散髪について
各病棟に毎月1回理容業者が来ますので、ご希望の方はご利用ください。
 
飲酒・喫煙
院内での飲酒はご遠慮ください。
屋内禁煙となっています。喫煙は所定の場所でお願いします。

3.面会について

面会時間 :9:00~16:00    
 ・できる限り少人数での面会をお願いします。
 ・来院時は不織布マスク(布マスク・ウレタンマスクは不可)を着用の上、必ず手指消毒をお願いします。
  マスクの装着が困難な方は、病棟スタッフにご相談ください。
  37℃以上の発熱のある方、体調不良の方、感冒症状のある方は面会をご遠慮ください。
 ・面会者さまの病室やホールでの飲食は禁止といたします。
 ・マスクを外しての会話、大声での会話はお控えください。
 
面会にあわせて主治医との面談をご希望の方は、あらかじめ病棟スタッフへご連絡ください。
面会の際は、「面会票」をご記入の上、病棟スタッフステーションに提出してください。
病棟周辺は緊急自動車の進入路となっています。
お車でお越しの方は外来駐車場に駐車してください。
荷物が多い等の理由で病棟近くへお車の駐車を希望される場合は、受付窓口(土・日・祝祭日は玄関内右側の当直室窓口)にて「院内通行許可証」を受けてください。
ご用が済みましたら速やかにお車を移動され、「院内通行許可証」を返却してください。
 
また、次の事項を厳守くださいますようお願いします。
 
危険物の持込みと受渡しは厳禁です。安全のため、荷物等を点検させていただくことがあります。
なお、危険物とは、「持ち込みを制限させていただく物」にある刃物や先が鋭利なものをいいます。
糖尿病などで治療上食事制限を行っている患者さんについては、食べ物の持ち込みが制限される場合がありますのでご協力ください。
危険物や生モノ(食品)等は持ち込みができませんので、病棟スタッフステーションでお預かりさせていただきます。
面会中に他の患者さんについて知り得た情報は、プライバシー・個人情報保護の観点から外部に漏らさないようにしてください。
院内での写真(ビデオ)の撮影および録音は禁止します。
治療の妨げになるような布教活動、物品の販売等も固く禁止します。
 

4.入院中の費用について

入院費の請求
・毎月、1ヶ月分を月末で締め、翌月の10日以降に請求書をお送りします。
 お支払いは請求書受領日の月末までにお願いします。
・退院がお決まりになりましたら、退院日前日までに、入院医療費の概算をご自宅または病棟に連絡します。
 入院期間中の入院医療費はすべて退院当日にご精算をお願いします。
 
入院費のお支払い
直接会計受付でお支払いただくか、送付した請求書同封の振込依頼書により、最寄りの金融機関から振込ができます。
また、クレジットカード、デビットカードがご利用いただけます。ご希望の方は、会計受付までお申し出ください。
ご要望により、お預かりする患者さんのお小遣いの中から支払うこともできます。
 
限度額適用認定制度について
限度額適用認定証をお持ちの方はご提示ください(マイナンバーカードを提示される方は不要)。
 
領収書について
入院医療費のお支払い時に領収書を発行いたします。
領収書は高額療養費の申請や、所得税の医療費控除申請に使用する際に必要です。
再発行できませんので大切に保管してください。
 
保険証の確認について
月に一度は保険証等を確認させていただきます。
面会時又は入金時に会計受付にご提示ください。
保険証等は確認後すぐにお返しします。
保険証の記号・番号や有効期限等が変更になりましたら、すぐに会計受付までご連絡ください。
 

5.治療活動について

 

1)主治医
原則として一人の患者さんには、入院から退院して外来治療まで一貫して一人の医師が受け持ち、それぞれの病状に応じて精神療法・薬物療法などの医学的治療を行います。
 
2)治療活動
患者さんの病状により、次のような各種の治療活動が主治医の指示・指導により行われます。
 
○病棟内生活援助
 
病棟看護師が患者さんの病状、生活能力にあわせて日常生活の援助を行います。
また、患者さんの良き相談相手となれるようにと、毎日の病棟生活を考えています。
 
○作業療法
 
当院では対人関係の改善、社会性の向上、また生活に変化や楽しみの場を提供することなどを目的として、園芸、木工、料理など、さまざまなグループ活動を行っています。
 
○心理療法
 
心理療法士によるカウンセリングを行なっています。カウンセリングでは、一人一人の心の悩みに共に向き合い、その人らしく生活していけるようサポートしていきます。
 
3)医療相談
ソーシャルワーカーが、社会保障制度や療養、就労をはじめとした日常生活に関する相談に応じ、解決への援助を行っています。
 

6.病院家族会「まつかぜ会」について

精神科治療を進めて行く上でご家族の役割が重要であることは言うまでもありません。
当院では、県下に先駆けて病院家族会を結成し活動して参りました。
入院と同時に家族会にご加入頂くようお願いしております。
活動は年1回の総会を行い、病棟によっては毎月1回の病棟家族会を行って勉強会や意見交換、講演会や他施設の見学などをしております。
 

7.その他

入院される病棟(閉鎖、開放)によって処遇が異なる場合もありますので、詳しくは病棟にてお尋ねください。
住所・連絡先等の変更がありましたら、速やかに入院受付又は病棟スタッフへご連絡ください。
また、入院中のお困り事、ご不明な点がございましたら、主治医、看護師、ソーシャルワーカー、入院受付などに遠慮なくご相談ください。
各種証明書、診断書等は、その日に作成できないものがありますのでご了承ください。