患者家族会「まつかぜ会」このページを印刷する - 患者家族会「まつかぜ会」

賀茂精神医療センター患者家族会について

当会は、『独立行政法人国立病院機構賀茂精神医療センター患者家族会「まつかぜ会」』と称し、賀茂精神医療センターの入院・外来患者家族によって運営されています。

当家族会は、1965(昭和40)年7月に精神科病棟が開棟後、しばらくして結成されました。活動として、病院との連携や協力を得て患者の療養環境の整備や精神障害者の治療・再発防止、精神医療や福祉に関する理解を深めるための学習会などを行っています。具体的には、病棟家族会、学習会、施設見学や一泊研修などが挙げられます。それぞれの活動を通して、家族同士の親睦を深めることにも努めています。

家族会会員相互が協力し支え合い、広く地域の人々の理解を得て精神障害者の社会復帰を促進させ、共に幸せに生きる地域社会を作ろうとしています。

家族会の組織について

家族会には、地域(市町村や保健所中心)単位の家族会と病院単位の家族会があります。上部組織として地域家族会と病院家族会の集まりである広島県精神保健福祉家族会連合会(略称「ひろかれん」)があります。当会は、広島県精神保健福祉家族会連合会に加入しています。また、全国組織として全国精神保健福祉会連合会(略称「みんなねっと」)があり、全国精神保健福祉会連合会にも加入しています。

各県連合会は、それぞれの立場で精神障害者の人権の擁護と医療・福祉の向上にむけて活動を展開しています。

運営と活動について

当家族会の活動は、総会等の全体活動と病棟単位の病棟家族会活動の二本立てになっています。全体活動は各病棟選出の理事が、病棟家族会は家族による世話係または病棟職員が会運営の世話をしています。総会は、予算・決算等の審議ならびに学習会、懇親会を中心に行う定期総会と、精神医療の現状を直接見て学ぶ施設見学や精神医療の知識を深めるために行う一泊研修などがあります。これらは、共に家族の親睦を深めることも目的としています。病棟家族会は病棟独自の活動がなされており、活動内容や運営方法は各病棟によって異なっています。

なお、事務局は当院の心理・ワーカー室に置かれており、ソーシャルワーカーが事務局を担当しています。

入会と会費について

  • 原則として入院時に加入していただきます。なお、退院時に退会となりますが、外来家族会に加入することができます。
  • 会費は、月額500円です。この会費によって会の運営がなされています。

患者家族会のお問合せについて

事務局

〒739-2693 広島県東広島市黒瀬町南方92番地
賀茂精神医療センター〔心理・ワーカー室内〕
TEL:(0823)82-3000  FAX:(0823)82-7352